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ヨミモノログ vol6「マチネの終わりに」

今回は平野啓一郎さんの「マチネの終わりに」

 

 

簡単に書いちゃうとクラシックギターリストと記者の恋愛のお話なのですが、物語の中で何度か出てくる「未来は常に過去を変えている、過去はそれくらい繊細で感じやすいもの」が話を美しくしています。

2人の出会いの日だって、その置かれてる時々によって甘美なものから苦い思い出になったり意味合いが刻々変わります。

 

自分と自分自身との関わり、愛する人との関わりや仕事の人との関わり、国家や社会との関わりが刻々自分も他方も流動的であるため変化していく中で過去も姿を変えながら進んでいくお話はとても心地が良いです。

 

また舞台となる時間性がしっかりとあり、イラク戦争、リーマンショック、東日本の震災が登場人物のありようにつながっている描写には作者の使命感が感じられます。

 

11月には映画公開とのことなので旬な読書でした。

大人の恋愛では留まらない、奥行きと広がりのある本でした。

 

JUGEMテーマ:自分が読んだ本

| 読書LOG | 12:15 | comments(0) | - |
ヨミモノログ vol5「数学する身体」
ヨミモノログは気ままに読んだ本をあげていきたいと思います。

vol5は森田真生さんの「数学する身体」です。

ずいぶんと長らく読書感想やってませんでしたが本読んでなかったワケではないですヨ(^^;)

 

 

数学する身体。最年少で小林秀雄賞でちょっと話題になってたのを覚えてて、文庫本を見つけたので手に取ってみました。
 

数学と言うともう自分の身体感覚から遥か彼方にある印象がありますが、根っこはと言うとモノを上手に数えたり量を記憶したり、身体の拡張を目指していて積み上げられてきたモノだということ。

現在の数学だってその延長にあって人の身体や心があって存在するということ。


それは数学だけではなく、宗教だって文学だって政治や経済だって。

人の営みから生まれてきたモノは本質では身体の拡張にあります。

それが何だか今や味も素っ気もなく取っ付きにくくなって行ってるモノが多いように思います。

建築だって本来ならとても皮膚感覚に近いものなのに身体や情緒を置き去りにされてることは多いように思います。

〇〇する身体で物事に触れたら、ちょっと本質に立ち戻れて違う世界が見える。。かも

数学アレルギーな方も、文系の方も、考えを積み上げていくこと自体に立ちもどれるとてもおすすめの一冊です。

 

| 読書LOG | 19:23 | comments(0) | - |
京都マラソン2019ーサブ3.5達成!

 

このあいだの日曜日は京都マラソンでした。

自己ベストを8分程縮めて、ながらく目標に掲げてたサブ3.5(3時間30分以内)達成しました。

 

京都マラソンはとても運営がしっかりして、コースはアップダウンが多いものの京都らしいところを多く回れるのとでとても素敵な大会です。

 

数えてみればしっかり練習をして挑んだのも万全じゃなく出たのも含めてフルマラソンは8回目でした。

年々練習後の回復が遅くなって来て、昨年末には膝周りを痛めて整骨院のお世話にもなりました。

それからストレッチを念入りに行う癖がついて、使えてなかった体の部位もスムーズに使えるようになったので、それが今回に繋がったところもあると思います。

怪我の功名そのものですね。

 

マラソンは自分の体がメカニックに見えて来るのが楽しいです。

体を前に進める推進力を作る筋肉。

筋肉に酸素を供給し二酸化炭素を引き取るための心肺能力。

なめらかに体を動かす柔軟性。

効率のよい駆動をするために体をまとめる神経。

体のクレームを跳ね除ける心と頭。

食べ物と飲み物。

内的な要素と、コースや天候や他のランナーなどの外的な要素が色々と混ざり合って一つの結果になってゆくのは、程よく自己責任、程よく運なところがあります。

ある時ダメでも何かのせいにしちゃって次に向かえばいいと思います。

 

また色々な取り組み方でできるので年齢も性別も、色んな人がそれぞれの目標でできるのも好きな点です。

 

まだまだ改善できそうなところもあるので、どんな目標になるかはさておきもうちょっと走る事とは付き合う事になりそうです。

| 走れどこまでも。 | 20:48 | comments(0) | - |
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