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住宅省エネルギーについて

先月末受けた住宅省エネルギーの講習の修了証が届きました。本日は省エネ基準についてすこし書きます。


 

省エネ基準とは、建物を用いる上で仕様するエネルギーを少なくするための基準です。
おおまかに言いますと、建物の形状や用いる断熱材、窓など開口部の種類から、建物が吸い込んだり、逃がしたりする熱量を計算します。
それとその建物で使用する冷暖房や換気設備、照明設備などで用いるエネルギーを算出します。
これら二つで建物の省エネ性能を評価します。

新しい省エネの基準が、2020年に全ての新築住宅に対してもクリアすることが義務化される予定となっております。
この省エネ基準、今もマンション等の大きな規模の建物は義務化されております。
それが5年後には規模に関わらず全ての住宅に適合義務がかかります。

社会的に省エネの必要性があり、住宅におけるエネルギー消費が割合として大きく、改善する余地が多くあるということが背景にあります。
ですが僕はどうも好きになれません。
これによって今後建てられなくなる住宅が多くあるからです。

例えばコンクリート打ち放しの建物。
断熱としての基準をクリアしないので外観も内観も打ち放しにすることは難しくなります。
駆体内部に断熱材を入れるという手はあるかもしれないですが、それではそもそも中身も仕上げも同一のマテリアルでピュアである、コンクリート打ち放しの魅力が削がれるように思います。
真壁の木造住宅なども同様に難しくなるケースがあるでしょう。
また窓やドアといった開口部にも大きく注意が必要になってきます。
計算式上はなるべく窓のない家のほうがいい数値が出てきます。
場合によっては付けたくても付けられない窓が出てくる可能性があります。

そもそも本来木造の家は色々なところで呼吸をする構造となっていました。
それによって木が呼吸でき、長く建物がもっていました。
しかし色々なところから空気が出入りしては計算にならないので省エネ基準の家は高気密高断熱が基本です。
とは言えそれが日本中どこでも正しいとは思えません。
窓を開け放つことやその窓から風が流れることなんかは計算式にはどこにも現れません。

本当の豊かさということは選択肢の幅の広さだと僕は思います。
高気密高断熱も一つの選択肢だとおもいます。
寒い冬はちゃんちゃんこ羽織って一杯ひっかけてしのぐから、おうちには高気密高断熱はいらない、夏場によく風が通るまどがあればいい、というのも一つの選択肢だと思います。
自分の価値観で何が良いかを選べることが豊かさだと思います。

ともあれ省エネ義務化は待ったなしです。5年後には色々な選択肢が消えるかもしれないので、住宅をお考えの方はお早めの方がいいかもしれないですね。

| 雑記(つくること) | 20:56 | comments(0) | - |
垂水の平家その後
先週末、垂水の平屋のお施主様から夕食にお呼ばれ頂き、行ってまいりました。
竣工引き渡しお引っ越し以降、初めて訪れるのでどう使っているのか、お施主様の生活が加わってどんな建物になっているのか、
楽しみ半分、設計のときに思いを込めた役割をしっかりと全うしてるのかと不安も半分でお伺いしました。

行ってみると不安はすべて吹き飛びました。しっかりと住み手の生活を受け止め、お施主様ご夫婦と同じくおおらかな空間となっていて、ほっと一安心しました。これからもきっと良い年月を重ねていくのだろうと思いました。

お施主様と楽しいひとときを過ごすことができました。ありがとうございます。





 
| 雑記(つくること) | 13:49 | comments(0) | - |
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