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ヨミモノログ vol3「日本辺境論」

ヨミモノログは気ままに読んだ本をあげていきたいと思います。

vol3は内田樹さんの「日本辺境論」です。

 

 

 

昨年、内田樹さんが教鞭をとられている神戸女学院で内田さんをお見受けすることがありました。

佇まいから何だか地面からすくっと立ち上がっているような名前の通りの人だと一目惚れ見たいな感情になりました。

それから著書も何冊か読むようになったのですがそれの1冊目です。

 

文字自体も容姿と同じくおおらかで悠然としてます。名前から外見、仕事までひとつ通ってるということはとても眩しいことだと思います。頭と心と体とが一緒に動いているように感じます。

 

内容は辺境であるという地理的な条件が、日本人の思想や宗教観などを形作っているというもの。

日本は歴史的にも中華という眩しいしい中心があって、それの辺境として羨望し学んできました。

今日の日本特有の、師弟関係による学び方や不思議な外交の仕方というのは一見合理的ではないように思えます。

しかし辺境というキーワードから見えてくるそれらは理にかなっていて、またこうでなければ出来ないことがある。

とのこと。

 

無自覚に自分にも染み付いている辺境性の気づきがあります。

今の風潮で多い「日本こんなにスバラシイ」の押し付けではなくじわりと日本人いいじゃないかと思える一冊です。

 

 

JUGEMテーマ:自分が読んだ本

 

 

 

| 読書LOG | 20:16 | comments(0) | - |
ヨミモノログ vol2「数学者たちの楽園」

JUGEMテーマ:夢のマイホーム計画

 

工事が始まると、プレカット図のチェックの作業が始まります。

木造の場合、骨組みの部分は今は殆ど工場で機械加工して現場に搬入して組上げます。

プレカット図はその機械加工のための図面で、柱や梁の背の高さや位置が細かく表記されている図面です。

これでいいのかと見ながら、設備配管の通るスペースも意識しながらこんな風に組めませんかと聞きながらのチェック作業です。

ドンツキハウス。。。実は色んな床の高さや天井高さが出てくるのでなかなか骨のある作業です。

 

さて、読書ログの第二弾です。

 

 

「数学者たちの楽園」サイモン・シン

 

「フェルマーの最終定理」や、「暗号解読」の著者で数学にまつわるノンフィクションを何だかワクワクする冒険物語のように軽快に書かれる著者さんの本です。

数学といえども、殆ど中学数学ぐらいの知識でも読める程分かりやすく書かれているので、学生の頃数学が苦手だった方も楽しめると思います。

名前もなんだか親近感がわきますが。

 

皆さんはザ・シンプソンズをご存知でしょうか。

アメリカのアニメ長寿番組で、内容としてはオバカでシュールなドタバタコメディー。というイメージでした。

しかし制作チームには数学で博士号をもつ、秀才でいわゆる数学オタクが複数人いてシンプソンズの中には実はたくさんの「数学遊び」がちりばめられているんです。

 

本書ではシンプソンズに隠された数学遊びをひもといて解説する本です。

 

正直フェルマーや暗号解読のように歴史を追いかけたものではないので話が散らかっている印象もあります。

これまでに出てきた数学ネタなんかもありちょっと新鮮さがないところもあります。

 

ですがなんだか制作者の数学とシンプソンズへの深い深い愛情と、それを探して見抜いて楽しむ視聴者がシンプソンズが長く愛されている一つの要因なのがひしひしと伝わり、なんだかシンプソンズが観たくなる本です。

 

以前、陶芸家の柚木さんとお会いしたときに聞いたことを思い出しました。

「自分の作品を扱うように、人は自分の作品を扱う」

愛情をもって作り上げていくものは、回りからも愛される作品になるんだと思います。

| 読書LOG | 22:13 | comments(0) | - |
ヨミモノログ vol1「憲法の無意識」
先日お会いした方から直接、ブログ読んだよ、と声かけ頂きました。
なんとも嬉しい反面ほったらかしを後悔しましたので、筆無精をなんとか筆豆とまで行かなくても筆普通くらいまではなろうと思った次第です。

最近、少し読書習慣が復活してきたので読んだ本の紹介などやってみれたらと思います。建築の本だけでなく小説、評論、新書から絵本なんかもあってもいいのかもしれないですね。

第一回はちょっと、いや、だいぶ真面目です。

柄谷行人さんの「憲法の無意識」です。

http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/4316000/

個人で仕事をしだしてから政治、社会の動きに以前にも増して敏感でなくてはならないと感じております。
会社の後ろ盾がない分僕らはあらゆることにダイレクトに相対しているんだと思います。
それはまた同時にどうやって社会と向き合ってゆくかを自分で決めていいという事だと思います。

もうすぐ参議院選挙ですね。
前回同様争点は経済だって風潮になってゆくのでしょうがそれでいいのでしょうか。
現政権は憲法、特に9条の改正を画策しております。
今回の選挙で現政権が大勝したらその道は一気に近づくことになるのではないでしょうか。

僕は憲法9条を変える事が、良い事か悪いことか良く分からなかったです。

自衛隊のまま、集団的自衛権で戦地に向かわさせるということは、兵士でないのに兵士をさせられる事だと思います。
国を背負っているわけでもなく何を背負っているかも分からないまま戦闘行為に駆り出されるくらいなら
ちゃんと軍として整備して国を背負って頂いて、そして我々は国民として送り出さなくてはならないとも思いました。

しかしそもそも、憲法9条ってそんな理由で変えていいのでしょうか。
集団的自衛権自体を否定しているのが現憲法なのだから、これはもう順序が滅茶苦茶な事です。
戦争を放棄する。戦力を持たない。これを憲法として明文することはとんでもなくとんでもないことだと思います。

本書のなかで憲法9条はただの条文ではない、ましてやアメリカに押し付けられたものでもないとあります。
憲法9条はもは日本人の「無意識」であると書かれてます。
僕らは憲法9条を誇りに思うべきなのかもしれません。
そして一度変えてしまったら二度と戻らないということをしっかり考えなくてはならないと思います。

そもそも戦争をやることで大儲けしている、
ボブディランを借りて言うと「戦争の親玉」がいる事を忘れてはならないと思います。

キヨシローは憲法第9条はまるでジョン・レノンの考え方みたいだと言いました。 
戦争はやめること。平和に生きること。平等に暮らすこと。

マスコミが何かのニュースで一色になるとき、裏で誰かが何かがゴソゴソ動いているように思います。
ちゃんとしっかり見て考えてしないと、あっという間にますます変な政治が増えてくんだと思います。

 
| 読書LOG | 20:38 | comments(0) | - |
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